ラ・フェスタミッレ・ミリア2002

ミッレ・ミリア=イタリアをぐるっと一周するレースでミッレ=1000、ミリア=マイル
1万6千キロを走破するレースで第二次大戦前は200キロを越えるそのスピードが何度かの大惨事(観客を巻き込んだ大事故など)をまねいた、一時中断され戦後にスピードでなく、区間の決められたタイムにどれだけあわせて走れるか?を競うタイムレースになり、安全も確保され
観客とレーサーの距離がぐっと近づき、見る人出る人参加する人すべてが楽しめる最高のイベントになったのです。その日本版が『ラ・フェスタ ミッレ・ミリア』です。

文化的に賞賛の声が高いのも納得で、価値ある古いものや伝統を大切にし、
時間をこえて魅力を失わないものへの尊敬・賛辞を惜しまない!
そして大人が楽しむ(世界中で当たり前のこと)世の中!の素晴らしさ、
50代60代ならではの若いときには味わいつくせない人生の楽しみ方を教えてくれます!
年齢を重ねることは恐れることでなく素晴らしいということなんです。

とりあえず車も人もかっこイイ!

P.S今年より国際クラシックカー連盟より国際ラリーの公認も得ました。


ついについに見れました!ラ・フェスタ ミッレ・ミリア!
毎年クローバーの前を通るのですがランチの繁忙時で遠くで音が聞こえても
その姿はほとんど見ることが出来ませんでした、
今回月曜が祭日で営業し火曜がお休みになったためたまたま見れたのです!!
最初で最後かもしれないこのチャンス!
神様ありがとう!最高の秋晴れをプレゼントしていただきました。

南那須のとある場所に目をつけタープ(キャンプの時の天幕)を張り
バーベキューの準備をしながら高見の見物とシャレこもうじゃないですか!
カーブを抜け緩やかなのぼりの直線、ここにしよう!
坂道はエンジンを回転をあげイイ音が聞けるに違いない、
芸能人が見たい人はスローダウンする交差点を狙うらしいが
古い車が車らしく走る(昔はのびのび車も走れた古き良き)場面が見たい
とこの場所に、結果最高の場所でした!!

気持ちよく走る車も人もにこやかに楽しそうでイイものをたくさん見せてもらいました。



  

左:ABARTH750ZAGATOCORSA 1957 中:ALVISSPEED20SC 1934 右:AUSTINHEALEY100 1957 
みんなみんな楽しそう!
  
左:AUSTINHEALEY1001957 中:DBRENAULT750SPORT1953 右:FIAT750SIATA1946

夫婦で仲良く!日本ではあまり見れない熟年アツアツ?カップルもこんなイベントでは
フツーに見られます、おたがいにいたわりあわないと5日間楽しく過ごせませんから


 
左:HEALEYSILVERSTONE1949 右:JAGUARXK120MROADSTAR1954

走り去るその後姿、エキゾーストノートにしびれる!
そしてただの無邪気な子供のココロにもどる、、、

  
左:JAGUARXK-120ROADSTAR1954 MGARNOLTTD21952
ジャガーはこういう優雅な雰囲気を持っていたからジャガーなのです、
現代の生産性・コスト優先の考えからはもう生まれてこないこのカタチ!



MGARNOLTTD21952

小さい車が一生懸命走るのがミッレ・ミリアの大きな魅力!おもわずガンバレ!と言いたくなる

 
左:チシタリア202SMM 1948(CISITALIA 202 SMM) 右:チシタリア202SC 1948
微妙に最近の車とは違う色彩で塗られた参加車たち。
  
左:ROSELLI 1100 SPORT 1948
 
左:DB HBR バルケッタ・ルマン1954
みな大きい車も小さい車も歴戦の勇者、
ワークス(メーカーがプライドをかけて作ったレーサー)もあればそこに混じって
フツー(といってもスポーティーグレード)に買える市販車にプライベーターが
手を入れ愛情を注いだ車が走り、みんなにチャンスがあり素人がメーカー相手に戦え
プロのドライバーも素人の腕達者もみんなで参加できたミッレ・ミリア!
イタリアの奥深さをカンジる、イタリアでは警官が総動員されてこの一大イベントを
サポートする、日本では考えられない!!

   

LOTUS MK9 1955  右:FIAT 1100 TV GHIA 1954


  
左:ブガッティ・タイプ57BUGATTI TYPE57 1937 右:お昼の用意もしなくちゃの図
 
左:ALFA ROMEO GIULIETTA SPYDER 右:LANTIA Υ(イプシロン)&原始林釜英淑さん
    
  左MG-A1959  中:ASTONMARTIN DB2/4 D.H 1954  右:ABARTH RECORD MONZA 1959
  
FIAT 600 DERIVAGIONE ABARTH750 姉妹車のFIAT500にのる英淑さんは真剣なまなざしです。
 
右:LOTUS ELEVEN SR1 1956 めちゃめちゃ熱い走り!機関絶好調!

 
豆ご飯とミネストローネinダッチオーブン

  
炭火がイチバン!
 
左:ホンダの幹部の奥様後藤 真理子嬢、中央:原始林窯小凛嬢
  
上の4枚は真理子嬢にチェキでとっていただいたポラロイド!




そのあと原始林窯さんでコーヒーをご馳走になりました、
飲みたかったんですコーヒー、タイミングよく最高に美味しいコーヒーでした。
ありがとうございます。

皆さん見ないとソンしますよ!ほんとに!
イタリアで本家が見れれば最高!