ラ・フェスタ・ミッレ・ミリア2004が今年も始まりました、
おととしはたまたま定休日が火曜にずれて南那須・烏山方面通過がその日でした
みんなでタノシクBBQしながら極楽を味わったので去年はちょっぴりさみしく
『もうあんなラッキーないんだね〜』と嘆いていたところ
水戸のあんどーさんからツインリンクに宿泊に変わったので朝出発するところなら見れますよ〜
とのこと、そうかその手があったのか!!あんどーさん
来年は是非ご一緒に!と
いうことで今年はあんどーさんについてゆきます!!?

http://www.clover4.co.jp/1000migle/BBQmigle.htmlラ・フェスタ・ミッレ・ミリア2002へJUMP!!


わくわくしながら4時半に起きた私はすでに睡眠不足でヘロヘロ〜
もう一人の有志、Porsche&Monkey佐川と茂木のコンビニでバッタリ出会い、一緒に南ゲートへ
6時15分にツインリンク内のホテル駐車場着、
MG&ローバー&ドカのあんどーさんの車に乗せてもらい入場!
ホテルのパーキングにはこんなおいしい風景が広がっていたのでした〜

各選手?START準備中!!

あんどーさん

朝は誰でも忙しい〜


そんななかバンディーニ発見!
ちっこいのが好きな私にはたまりませんな〜
アっ!スタンゲリーニなんかも好きです、やっぱり。
機関が暖まってないのを気にしてか?
それとも寝起きで少しご機嫌ななめかな〜ちょいと渋い顔

・・・おそるおそる『写真撮ってもイイですか?』と声をかけると

ニッコリ『どうぞ〜』少年のようなピュアな笑顔

あ〜良かった〜

やっぱりクルマ好きは国境を越えて(越えてない!)友情が成り立つのね?!?!
私単純なのでこの笑顔でこの方がいっぺんで好きになりました。



というわけでドアップ!びゃ〜ん!く〜たまらん!このフォルム!!
美しい!しカワイイ!しキュートだし!!


そのほかにもう一台、路上では、まずお目にかかれないブガッティT22ブレシア!
1927年生まれのおじいちゃん、とは思えないこの美しさ、どーです。

堺マチャアキ(多分、以前そうだったから)デザインのトゥモローランドの公式ジャケットを着て
出発(旅立ち)まえの点検に余念がない皆さん
このかたも好きです、みなさん総じてクール、しかしこの共通の表情は、
戦前の車も多くほんとにメンテナンスなど気難しい旧車で整備・準備が忙しく、
また古い車と格闘し重いハンドルやクラッチを操作しつつゴールを目指す覚悟と気合、そのほかに
みなさんこれらの宝石を維持するために、それ相応の仕事を毎日バリバリこなし時には部下を叱咤激励し、
周りの誰にでも間抜けな姿やスキを見せることはできずに、緊張感をもった生活を強いられていることでしょう、
クルマ仲間の前でしかクルマへの熱い思いを吐露できない(あんまり濃い車好きは世間では変人扱いですよね〜)
長い社会生活の歴史の中で自然と培われた知恵?
社会のなかでなにげないフツーの人を装うための仮面とみました!!
それだけに普段は別荘や自宅のガレージにしまいこみ
地面!の少なく規制の多い日本では早朝&郊外のワインディングなどでしか
本来のクルマらしく走らせることができずにいる日常で
同じ思いの仲間が集い、古い車を堂々と思い切り走らせることができるこのイベントはまさに天国でしょう。

また沿道で手を振る子供たちや私のような準少年?には目にしたりそれらのエンジン音や排気音を聞くだけで
古いものを大切に愛し、大人でも少年のようなココロを持ち続けられるコトに共感し
あぁこんなクルマがあるんだ!ここはこんな風なデザインなんだ!と
現代の画一的なプロダクトとはちがい美しさと機能により形が決まっていたヒトの情念が反映した
世界中のモノつくりの歴史を30数年分一度に見られるのです、これはまるでタイムマシーンです、
いろんなヒトがいろんな考えで競っていた、企業でなく個人にスポットライトが当たっていた人間らしい時期、
それを目の当たりにすることで懐古ではなく未来につながる発想や行動が生まれる期待大です、
こうしたイベントはスポーツでありスポーツが文化的な側面を持つのは見たヒトの心にしみこみ
なんらかの感情をわきあがらせるからです、そうしたココロの部分を大切にすれば
ヒトはまだまだ成長してゆけます、何百万人に一人の大天才も100人に80人の日々の生活を楽しむ人生上手生まれます、
まず若者や子供たちにはいろんなものを分け隔てなく見せること、
ここからすべての思考や行動・進歩が始まります。

その象徴として
ビバ!ミッレ・ミリア!



手前あんど〜さん、奥が佐川さんです。赤いのがあんどーさんのローバー

堺さんのアルファロメオ・ディスコボランテ
これって正面から見るとUFOみたいです、あとで紹介するあんどーさんのページで正面からの画像を確認してください。
ALFA ROMEO 1900 DISCO VOLANTE COUPE
こちらが50番のクーペ、ずいぶん印象が違いますね。
ASTON MARTIN DB21.4 MK1 D.H.C
渋いなぁ気品がありながら獰猛さも兼ね備えた戦士。
BANDINI 750 SPORT SAPONETTA
流線型ってこれのこと!かわいい!
ALFA ROMEO 6C 2500 FRECCIA D'ORO
まっかっか〜がお似合いのクーペスタイル、オープンが好きなワタシもこんなクーペなら欲しい。
ABARTH 207 A BOANO SPIDER
う〜ん乗組員?もクルマもオトコラシイ!よい組み合わせ、ベストマッチ賞!
ALFA ROMEO GIULIETTA
これが本当の近藤マッチ、堺さんから譲り受けたレーシング?ジュリエッタで登場!
ALFA ROMEO GIULIETTA SPIDER
色違いのジュリエッタスパイダー、黄色もイイ!
AC ACE BRISTOL
このクルマにフォードのV8を搭載したのが有名なACコブラ、でもワタシはこっちの方がスキです。
ALFA ROMEO 1900 SS ZAGATO
ザガートとはカロッツェリア(ボディ製作を中心とした工房、ほとんどがごく小規模)のひとつで
アルファのチューニングで有名、足回り&エンジンチューンとともに
ボディをアルミで架装し軽量ハイパワーの珠玉の名車を作ることで知られる、純正より改造してある
ザガートの方が何倍も高価!なんです、憧れの的。
ALFA ROMEO GIULIA SPRINT SPECIALE
やっぱりアルファの赤はイイ。これもジュリアベースの特別バージョン!ワイパー見て〜
ALFA ROMEO GIULIETTA SPIDER
またまたジュリエッタ100点満点バージョン。
ALFA ROMEO GIULIETTA SV
キレイなブルーでクールな印象、でも走りはアツイ。
ASTON MARTIN DB2/4MKI
イイ色つやしてませんか?愛情たっぷりに磨かれてシアワセな車だぁ。
ASTON MARTIN DB3
上のDB2と比べるとずいぶん現代的
ASTON MARTIN LEMANS COMPETITION
時代はさかのぼります・・・
AUSTIN HEALEY 100/4
いわゆるビッグヒーリーですね。
AUSTIN HEALEY 100/4
色違いPART2!赤いビッグヒーリー
カッチョいいのでおまけ:上のAUSTIN HEALEY
AUSTIN HEALEY 100/4 BN1
色違いPART3

AUSTIN SEVEN
またまたオースチンちなみに1927年製オース珍だぁ。
BANDINI 750 S
来た来た〜冒頭のバンディーニ、イカスぜっ!
BENTLEY DARBY ROADSTAR
ベントレイ、ダービーロードスター、ダービーですよだーびー。
BENTLEY W11.O 3 LITRE
これは26年製造、78年前、スゴーイ。
BMW 319 SPORT CABRIOLET
今のBMWとはずいぶん違いますね、かわいらしく上品。
BMW 328S
キドニーグリル(一対の腎臓をイメージ?ホントか?)と呼ばれる特徴的なデザインはこの36年式にはすでに取り入れ済み。
BMW 507 ROADSTER
これをボンドカーにすればいいのに〜
CISITALIA 202 SC
チシタリア・・・あぁ!ちしたりあ・・・なぜにお前はそんなに美しいのか・・・
CISITALIA 202 SMM SPIDER NUVOLARI
あなたはヌヴォラーリという伝説のドライバーを知っていますか!イニシャルDの拓海が使うライト消して夜走る技は彼がオリジナル、
(チームオーダーを無視し同僚を抜くため)熱いチャンピオンです。
FERRARI 166MM
やっとでました赤い跳ね馬、フェラーリ!
FERRARI 212 INTER
フェラーリほどレースのために存在したカーメーカーはない、宇宙一。
FIAT 500B ZAGATO PANORAMICA
これがFIAT500?ザガートマジック。
FIAT 508 SPORT SPIDER
フィアットいいシゴトしてますね〜
FIAT 1100TV COUPE PININFARINA
いや〜近づきすぎた〜
FIAT 1100TV ZAGATO
また近づきすぎた〜
FIAT FARINA MM
イタリアの愛すべきピッコロ(小さい)
FIAT LOMBARDO 1100S
う〜んコクピットは写らん!
HEALEY SILVERSTONE
HEALEY SILVERSTONE

JAGUAR XK120
これもBMWとおなじく今のジャギュアとは違いますよね〜ジャガーでなく本来のジャギュアと呼びたくなる雰囲気。
JAGUAR XK120
リアフェンダーあたりがいいですね!
JAGUAR XK120 D.H.C 
車名のD.H.Cというのはドロップ・ヘッド・クーペと読みます、オープンカーのことです、
馬車の時代からの言い方でここがこの時代のジャギュアのこだわりなんですね、
ちなみにオープンの言い方でロードスターは主にイギリス、ドイツがカブリオレ、スピードスター、
アメリカがコンバーチブルイタリアがスパイダー、バルケッタなどなどがあります。(決まってませんけど)
JAGUAR XK150
150です、かなり変わりました。
LANCIA AURELIA B24 SPIDER
ランチャブルーが美しいボディに映えます、当時のランチャは超高級メーカーでした。
LOTUS MK9
あいかわらずすごいな〜このクルマ、見るたびに深海魚やエイを思い出すなァ。速いです!
MASERATI 150S
なんとスターリング・モス&スージー・モス夫妻!第一回目から招待されて登場。往年のF-1チャンプです。
MASERATI 200SI
たまらないこの曲線美、まったりグラマラスな美女。
MERCEDES BENZ 300SL GULLWING
コレも人気がありますよね〜ガルウィングのメルツェデス。
MG L MAGNA
くらしっく、というカンジ、ミッレ・ミリア出るなら、このくらいがいいかなぁ、イイ雰囲気。
MG TD
MGカッコイ〜今じゃ没落貴族のMG、復活希望!これもう一度出す?
しないよな〜なんで自動車メーカーは後ろ向きの開発はしないとか言うんだろ〜
このカタチがすきなのに・・・
MG TF 1500
なんだろこの絵になるクルマは、MGいいなぁ。
MG TF 1500
でかい目玉〜昔の車は虫っぽい目玉が多い、愛嬌たっぷり、素敵なくらしっく〜♪
MG TF
渋いなァ、少年のおじさん代表!
MOTTO MG SPECIAL MG TD BASED
こんなクルマあったんだ!MGやるねぇ!!
OSCA MT4
オスカ、マセラッティ兄弟がマセラッティ社を売却してOSCAを設立し最初にリリースしたクルマ。
NARDI CROSLEY LEMANS
こんなチビッコがル・マンを走っただなんて・・・
これなんだろ?わかんないや!!
ゴーグルが素敵。
RALLY ABC
ミッレ・ミリアを見なければこのクルマ一生その存在をしらないなぁ、きっと。
BENTLEY W.O 6 12Littre
迫力〜馬力だぜ、ばりき〜と叫んでいるよう。

LANCIA APPIA ZAGATO
Tシャツまで公式シャツ、マークはいってますね〜そのキモチわかります、実はワタシも皮ベストがミッレミリアバージョンです。
PORSCHE 356 SPEEDSTER
ポーシェ、本来はこう発音します、ワタシの憧れのクルマの一台!

PORSCHE 356A SPEEDSTER
欲しいなァ、カッコイイなァ、空冷エンジンっていいよなぁ〜
PORSCHE 550 RS
ジェームスディーンが亡くなったのはこのクルマ!356じゃないですよ。
RALLY N1.C.P & MG TF 1500
タイムスリップの瞬間。
ABARTH 750 RECORD MONZA

SALMSON GS8
前輪のリーフのサスペンションがまるで馬車みたい。ブルーとレッドがキレイ。
SIATA SPORT CORSA
じんべい鮫のようにあんぐりと口をあけたデザイン、アグリーにならず魅力的なのはなぜ?
STANGUELLINI 1100 BIARBELO
スタンゲリーニってイイ!以前C・Gで特集してからダイスキ。
TOYOTA 2000 GT
このクルマが一番若い、1967年式、カッコイなァ!でもモダンすぎかな〜
TRIUMPH TR3
いいなぁ外国人のヒトは無条件にキマってる。
TRIUMPH TR3B
最後はトラサンで締めくくり、英国車いや英国の存在がどれだけ大きいか改めて実感!

こちらも見ちゃいましょうか!
http://eventphotos.hp.infoseek.co.jp/041006/top.htmあんどーさんのHPにJUMP


それではまた来年!こんどはムフフ・・な作戦があるのです、うまくいくかな〜