氷の世界、雲竜渓谷!

公開以来シーズンは毎日300名の方がこのページを観てくれています(解析ツールで見てビックリ、責任重大!)
2011年1月22日に新たに画像を撮り多少修正しました、氷結が最高潮を迎え滝が最大に成長するのは毎年多少変わるが2月の第一週です。
アイスクライマーも多数訪れますがこれは専門の訓練が必要!道具はいくらでも買えますが安易にやらないでくださいね!
初めての方に絶対守ってほしいのが3時半には戻る(=12時過ぎには入山しない)!悪天候はやめる!川沿いは楽しい分、
足跡が荒れていると迷う可能性が多少あることをふまえ慎重に!川沿いは山越えでアイゼン=クランポンが必要、簡単な4本爪、6本爪でOK
防水・防寒の服(しっかりしたスキーウェアでOK)&グローブ、防水のアウトドア用のブーツ、スノースパッツ(2,3千円)、は必要です。
少しのがんばりで老若男女が簡単に絶景を楽しめる素敵な場所ですが、
怪我をして動けなくなったり、道に迷い夜山に取り残されたりしたら命の危険があるのが大自然です、ゲートは左!クルマを止めたらワイパーを立てて、
凍結して動けなくならないようにサイドブレーキは引かないなど厳寒期は冬のお決まりを守って気をつけてください!


以前ご案内した日光の雲竜渓谷へのスノートレッキングに行ってきました!
WILD-1店内のPOPを見て興味がムクムク!“氷の世界”“100mの滝が凍結!”だって?
一体どんなだろう?
早速詳しいことを教えてもらい、担当のこんのさん(のち店長)と石川店長に『もし行けたら一緒に!』という
温かいお言葉をいただき、ココロの中でもう行くことは決定です!
ただクローバーは月曜日しか休めないからなぁ、
WILD-1は火曜休みなので多分無理だろうな??一緒に行けたらうれしいし
心強いけど今回はあきらめました、
WILD-1のツアーなら至れり尽くせりだろうけど、初心者としては、
アイゼン(滑り止め)が必要で一人では危険!
と聞くと、冬の山は初体験なので少し不安がよぎる!

怖いのはなんといっても道に迷って滝に行き着かないこと!!ありえるからなぁ!

土踏まずにつけるコンパクトな軽アイゼンを2つ買い、
参考にツアーの日程その他の案内と簡単な地図をいただき帰宅=脳裏には凍った滝がチラチラ、
あくる日早速クローバーに着くなり、
主任の大野に『ねぇ!凍った滝見に行かない?』と半ば強制的に隊員決定!
インターネットで検索するとあるある!超有名なスポットであった、、、(-_-;)
し、知らなかった、、、
地元のことも何にも知らないんだなぁ!とあらためて実感!
身の回りに目をやれば楽しい遊びはいっぱいあるんですよね、あらためて教えられました!

あとで右のゲートを進み遊んだ記事を・・・失敗談です♪


2月2日(日曜)の仕事が終わってから出発、
深夜1時に店に集合し、まずは烏山から小川〜湯津上〜西那須〜大田原〜
そして塩原で露天風呂!〜日塩道路を通り鬼怒川へ、
この時点で3時半?位:眠くてもう限界!路肩で爆睡!

2月3日 AM7時半路上で起床!小さなパーキングで少しトイレ休憩!
このまま眠りたいところだが、WILD-1の日程では宇都宮に6時集合で8時半には林道のゲートからスタートとなっているので、
これはあまり遅いと帰りが暗くなり危険!ということだろうからと、
眠いのを我慢しコンビニで朝食!

東照宮の横を右奥に進む!とだけ聞いてロクに調べもしない、この野放図さ!
仕事以外ではほんとおおざっぱなワタシ!遊びは“行き当たりばったり”が好きなのです。
まあ最低限の準備はしますが、、東照宮の周りをグルリ、えっ!ワカンナイ!(+_+)
とりあえず東照宮の駐車場にに戻り北の方向を見て見当をつける!
駐車場や明治の館を右手に見て東照宮へ向かう道の突き当たりがT字路になり右に曲がると
右手に稲荷川を見ながらの作業用道路になる、
『作業用道路につき一般車の通行はご遠慮ください』と
カンバンあり!『あれっ!違うのか?』しかし他にはそれっぽいのがナイので無視して進む!
小さい堰(砂防ダム)が右手にいくつか現れ、う〜んこれだよなぁ!稲荷川って書いてあったし、、
自信なさげにしばらく進むと、車が何台かとまって重機を動かす工事の方々を発見!
見つけた!ここがゲートだぁ!

 
工事関係者は鍵を開けてクルマですいすい!
それと観光ツアーの業者さんは鍵を役所から借りられるみたいです。

遭難救助用の登山カード、こんなの必要なの?
なんだか登山しに来たみたい!
一応万が一のため記入!!!


ゲートを越え雪道に入り、アイゼン装着!好きなメーカーのSnowPeak製。


晴天に恵まれ、晴れ男を実感!

  
暑い位の日差し!一枚また一枚と上着を脱いでゆく、、
うんしょうんしょ!普段歩く仕事で土日には10万歩を歩くというのに
傾斜には慣れていないせいで、のぼりは“か〜な〜り”キツイ!
30分で足が重くなり、すでにコリャたどりつけるかなぁ?の心境!


ちょっとコレですよ!コレ!コレ!THEユキヤマ!


やっと展望台へ到着!1時間弱歩いたか?もう疲れてます!
あーつかれたよぅ!まだかなぁ?
でも30分過ぎたらランナーズハイみたいに
あまり辛くなくなってきた!疲労の峠は越えたぁ!



そこへ展望台発見!
 
展望台から日向砂防ダムを望む。

お決まりの記念写真!まだ余裕あり。

  展望台を過ぎて右に入ると近道!ツアーはこちらを通る!
ということなので
ショートカット!タイヤの跡や足跡、多数!それにならい自信を持って進行!
下り坂に力を得、勇んで入渓!こんな川も冬は凍結しているので渡れます!

おそるおそる渡る!割れないでくれよ!


すごいなぁ!空がきれいだ!空に近いのでクリアー!
しかし行き止まりだぁ!ガーン!
30分来たから往復で1時間のロス!
なぜか足跡はそこでぷっつりと消え、ていた、、、、

足取り重くトボトボ戻る!、、、
さっき元気になったのにもうガックリ!!

反省点
足跡に惑わされない
たくさんの足跡があるほうへ
行きたくなるが
正しい道=ふみ跡は意外にも一列で規則正しい!
木々に結んだリボンもよく見て!

ビギナーの方が混じると
間違った跡がたくさんつくので注意!

たくさんの足跡があって突き当たりで消えているのは
Uターンしたから=間違い!!

国土交通省の方が調査で歩いた後は
雲竜とは関係なし
みんなが雲竜渓谷に行くわけではないので
惑わされないように・・

恥ずかしがらずに
周りの人に
どんどん聞きましょう〜


なんとか元の道に戻り、

左にこの看板ポイント1

右にこのくいがありポイント2

しばらく歩くとクルマ数台置ける駐車場を発見! ポイント3〜

 
これが駐車場の目印です。

そこが本道
(*ココを通れば何の苦労もなしにゴールです、アスファルトで舗装もされています)
川に向かい下るように右に分かれ道アリ!『これだろう!』
と今度は祈るようなキモチで右折!




今度は大丈夫そうな気がする!
右折せずにまっすぐ行くと
そ〜うとう時間がかかるらしいので勝負!
(ショートカットがゲートから1時間40分、左の周り道は2時間チョイ)
川を越え今度は平行にひたすら歩くと、
山登りゾーン!


道なんてない!
あるのは人の通った足跡と動物の足跡のみ。


傾斜はけっこう急!
のぼりが真剣にキツイ!!!!


出発のときに“なんか登山みたい”
と思ったけど、しっかり登山だってこれ!!!


こちらの道でよかったな〜と思うのはこういう風景がふんだんにあるから、、、



上を見上げれば青空!これがパワーをくれる。


 コレは階段だった所!“てすり”だけが残ってます。


昔、遠足で登山するとこういうのよくやったなぁ!しるし、、


だんだん核心に近づく!!!凍ってきた凍ってきたぁ!!


左右に氷&つらら、、氷の回廊。


つららぁ〜見ればわかるって?(>_<)


氷柱、氷の神殿。


セルフタイマーで記念写真のはずが、、、たどりつけずに転倒!


どーです、この風景。



さらに少し歩いてみると、、

右の斜面に足跡が、、、

のぼるとこんなカンジ!
かなり上まで来ましたよ!!が道はなくなる、、

この先はどうやって滝に行くのかなぁ?
ここで立ち往生(>_<)




本格的な装備がないとあそこにはいけないのかも?



精一杯身を乗り出しパチリ!
うーくやしい!たくさんの人があそこいるのにいけないなんて!!
みんなそれなりのカッコをしてるなぁ!
ハイキング気分の自分たちにはたどり着けないのか??


とりあえず降りて
降下の練習をしているところ=小さい凍った滝まで戻ることに、

しかし他に道はないのかなぁ?あきらめて戻って昼ごはんを食べて
帰ろうか?
でもなぁ、、WILD-1のシロウトのお客さんが一緒だし
ツアーでは自分たちと同じ軽アイゼンをレンタルするらしいから
あの凍った滝をロープで登るはずはないはずだが、、、

滝の左横・川岸に大きな岩がありそこの左は行けそうもないけど見てこよう、
凍ってる!一応通れそう(^.^)、
しっかり足でトントンして割れないかタシカメテ、、と
大丈夫左足を乗せて、今度は右足をどこに着こうかな?

ミシッ!!
どぼん!バシャン!

あ〜あ、落ちたよ、冷たいッ!!


両足が冷たい川の中に、、大野が助けに!!来たけどボチャン!
片足落ちた、、、
引っ張り出してもらったものの
びっちょり、足がしびれてきた!
凍傷になるってもう!!
いくら防水の靴でもひざまで入れば中までびっちょり、、、

もう帰るっ!


そのときアレレ?さっきいた高い所
(身を乗り出し写真をとり、無念!ここまでか?と思った)
から人が降りてくる!!!???





とりあえず一番初めに降りてきた
男性に声をかけハナシを聞くことに、、
するとあと10m登って左に行けば道があったらしい、
ロープを使わずにいける道がある、、、
こりゃやっぱ行かなきゃ!!
寸前で敵に背を向け、おめおめと引き下がる所であった((+_+))
やっぱり人との出会いだなぁ!ふれあいだよ!
教えてくれてありがとう!



これが正しいスタイル。
足元は12本歯の重アイゼン!
これだと足裏全体&前に出っ歯の爪も2本出ていて
凍った壁も突き刺し、しっかりグリップ!
手にはピッケル、

服は好きな防寒着でかまわないと思うが、次のアイテムは重要!

アイゼン:1万位するが重アイゼンが安心&疲れない、
ピッケル:斜面で突き刺し安全を確保、機能美あふれる美しい道具!  
でもスキーのストックでもOK、実際伸び縮みする
トレッキング用の
ステッキを使う人が多かった、
歩くときバランスがとれ特に下りが楽、カラダを支えてくれる!
スノースパッツ:ひざ下からくるぶしを覆うコレがお役立ち!
雪の侵入を防ぎさっき落ちた川でももしかしたらズブ濡れまでは行かなかったかも?



さっき教えてもらった場所の2m手前までは行ったのに!
まさかこの雪のはげたコレが道とは思わずに、雪もなく滑りそうで危ないな!
と引き返したのであった、、、もう少し左に行っていれば、く〜っ!!


着いたよ!ついたよ!ツイタゾ〜
めちゃめちゃ嬉しい!



圧倒的な迫力!
遠くから見るのと下から見上げるのはチガウ、、、

道に迷い1時間ロス&滝の寸前でウロウロしたり川に落ちたのでもう1時半!
おなかも減ったし、GOALにたどり着き近くで見れて大満足したので
戻って途中にあった休憩所でお昼にすることに

戻る途中下から眺めていた
氷の世界を鑑賞、、
あらためてすごいなっ!


自然の作るそのときだけ、同じものは2度とないこの風景、


途中川を渡るときあまりにキレイなので、、パチリ。
この下を美味しい水がサラサラと流れていました、ピュア!




やっとごはん!
このために夕べミネストローネを作り、今日の分をアウトドア用の
タッパーにキープしておきました、
美味しいもの食べたいもんね、、
せっかくのイイ景色の中だもん。
ピラフはコンビニで買った冷凍品、まぁまぁ美味い。
そのあとに紅茶を淹れて、ふー満足満足!

テフロン加工のコッヘル(キャンプ用軽量なべ)大・中&フライパンセット
コレが\3800で買える世の中に感謝!
大切に使えば財産!高くない。
外国の人は古くなっても大切にしまい、おとうさんが使った古い道具だよ
といって新品より喜ぶ、お古は家族としての勲章、
新品より歴史の詰まった味のあるものを好む、
ワタシも使い捨て文化には反対!
モノは大好き、でも必要ないものは持たないし、お気に入りは一生使う!


最後に記念撮影!遠くに見える雪をかぶった山、
まさかあんな遠くに行くとは思ってなかった、その下のほうかな?
と考えていたら、きれいな山だなぁとのんきに思っていたそこが
目的地だった、笑うしかない、ハハハッ!



東照宮の駐車場に戻り、明治の館でお茶。
アップルパイとロイヤルミルクティーでココロとカラダの疲れをとる、
大野はブレンドとクラシックショコラ。

冷えたカラダをあたためる温泉はないか
ギャルソン(サービス)の娘に聞くと
町営のお温泉と個人温泉のゆりんという2箇所があるという
日光湯元までいかなきゃないかな?
と思っていたので大喜び!
新しいのでゆりんではいかが?とすすめられ
丁寧に道案内&地図ももらいありがとう!
気の利くひとと話すのは楽しい!やっぱり世の中人との出会いだよ!!
うれしいなぁ、気分がイイ!重たいからだが軽くなる。

霧降スケートセンター奥の“ゆりん”
\800で夜中2時まで営業しているという
こういう姿勢大好き!
可愛いお風呂で露天もあり、ちょっと入りたいときに
いいですよ、覚えておいて損はナイです。

さっぱり、ゆっくり、のんびりしてリラックス、
今日きてよかったぁ!一日を振り返る、、、
別れがたい日光を後にする、途中気になる洋食屋さんを発見!
また来ようっと。

日光方面に来たので、宇都宮の今寄りの日光街道沿い文星短大となりにある
“月山”(がっさん)
で晩御飯!疲れた体にはやさしいとうふをメインにした精進料理が
ぴったり!
月山の紹介ページへJUMP!




左:白いお皿ピーナッツソースのかかった豆冨、
葉っぱのお皿にはお豆4種類があったがまた写真を取る前に
食べてしまった、、
右:海老しんじょうのお吸い物。

湯豆冨、昆布に包まれて、、
あったまるぅ〜

左:大根の漬物で巻いたお造り 右:湯葉刺し、たっぷりの豆乳の中に泳いで、、

上からカニのグラタン、にこごり、しらうお、たけのこご飯

左:たけのことえびいもの蒸し物。
右:絶品!豆ご飯。

イチゴの豆乳アイスに黒砂糖のタマゴよせ(プリン)
以上
雪 \5800也

あいかわらず美味しかった、、、

それではまた次なる冒険?の旅までしばしお別れです。
ちょっと今回長すぎですね、、すいませんページが重いですよね

<(_ _)>

ちなみにWILD-1のツアーは2月16日(日)にもう一度あります、
担当こんのさん、WILD-1宇都宮駅東店028-633-1182までお問い合わせを!
絶対行きたい!雲竜渓谷ツアー!へJUMP!