4月15日珍しくも月曜日にイベントが!
チーズの輸入会社のフェルミエさんが
パリのチーズ商ジャック・ベルニエ氏を招いてチーズ講習会をする!ということで千載一遇のチャンス!
月曜日なんてまずイベントはないですからね〜
2年前の麻布で行われたカーブ・ド・リラックスさんのワイン会以来です。
クローバー集合で北関東自動車道上三川I・Cから高速に乗東北道に入り一路TOKYOへ
まずはお付き合いのあるカフェ空さんに顔を出しつつランチを!
烏山から高速に乗るまでに1時間かかるのがツライ!
それから2時間はタップリかかるので9時に出ても12時にはつきそうにもない(>_<)
2時から講習会だからギリギリかな〜
なんとか12時過ぎに着きました、フーッ!
首都高速は混んでます
しばらくぶりの空さんです。
天然酵母パンのCAFE 空の紹介ページへJUMP!
カツサンドが美味しいんです!
天然酵母の山型イギリスパンのカリッ、モチモチ〜の感触がサイコウ!そして深い味わいがGOOD!
左:ジョーズ阿久津、吼える!
空さんにお聞きしたところ1時チョイ過ぎに出ないと間に合わないみたいなので
ベーグルやアップルパイなどお土産に買ってそそくさと出発!
距離的にはそんなにないのですが目黒通りからR1アタリの渋滞はオソロシイので甘く見てはいけないのです
東京タワーのすぐそばにある愛宕神社横!メインの通りから静かで
という絶好の場所、神社の昔からの様式美と現代的な意匠の建築がうまく折り合いをつけて同居しています
ひとつの例として、あるべき未来の日本、現代日本の良きモデルを象徴しているところ。
フェルミエ号のたたずむ入り口。正面の石造りの建物が何故か左の愛宕ASビルと中でつながっています。
ここだけ見るとPARISのショップ、あっ!ちなみにフェルミエとは“手作りのとか農家製の”と言う意味です。
2Fの田崎真也ワインサロンが会場です。
フランスの42種類のAOCチーズ(原産地呼称法国に認められたチーズ)を味わえて、
2時間ヴェルニエさんのお話を聞けてこれで2000円は安い!
贅沢、ゼイタクです。
ずらりと並ぶチーズの名品とフェルミエガールたち・・・
こんなカンジで少しずつ集合。
左:講師のジャック・ヴェルニエさん 右:通訳さん
ヴェルニエさんはパリのチーズ商であり、故郷のサヴォア、モンヴェルニエで40kgの大きいチーズ
ボーフォールの名チーズ職人として名高い方でもあります。
緑に恵まれ陽光がさんさんと降り注ぐこのロケーションは都内でもそうそうないですよね。
代表の本間 るみ子さん、
この方が大学生のときにヨーロッパを旅してフランスのチーズが気に入り
その感動を日本に持ち帰りたい・広めたいとたった一人で
フランス人相手に交渉し『おまえは日本人だろなんでチーズなんか欲しがるんだ?』
と相手にされなくても食い下がり、工場や商社でなく小さな農家裏のチーズのアトリエを訪ね歩いて
輸入会社を起こしたことが日本にいながらにして私たちがいろんな真心を込めた手作りのチーズを味わえる理由なのです、
そのときジャポンからへんな女の子がチーズを買いに来た、しかも個人で!
と半分馬鹿にされながらもフランス各地で必死でかき集めたチーズが週500kgの輸入量でした、
しかしいまや本間さんが訪れたことのない優良生産者な皆無でフランスのチーズ業界で本間さんを
知らないヒトはいないのです、その輸入量はいまや週500トン!
その後にチーズが商売になる!と現地で買い付けに訪れた商社の人間は嫌と言うほど
本間さんの名前を聞き、彼女がどれだけココロを尽くして、農家に出入りしているか、
本当のヒトとヒトとのお付き合いは、お金ではなくチーズを愛する心、職人を愛する心
そういう無形のタイセツなものでつながったビジネスを超えた信頼に基づく、かが必要なのだ、それを知るのです。
キラキラした瞳で『アナタの作るコレが欲しいんです売ってください!』という本間さんと
すべてのバイヤーがそうでないにしろ、表面だけスーツを着込み礼儀正しく、その裏では金をちらつかせ、
慇懃無礼で心の中で舌を出したり、舌打ちをしたり二心のあるのは農家のおじさんに看破され
『るみ子にしか売らない!』とつっぱねられたヒトたちがたくさんいたのは想像に難くありません、
たった一人の日本人が
エコノミックアニマルと揶揄された悪しき日本商社スタイルをこっぱ微塵に打ち砕いたのでした。
チーズへの愛情・フランスへの敬愛のココロ
人として豊かな精神を持っていたからこその普遍性を持つ成功、
女性がほとんどのフェルミエという大会社の求心力はやはり本間さんへの尊敬の気持ちが核になっています。
いちおうほとんどのチーズは食べたことがあるので
今回はヴェルニエさんのボーフォールを中心に山のハードタイプのチーズを中心にいただきました。
ヴェルニエさんが扱うボーフォールはクローバー!やハーブをたくさん食べた
アボンダンス・タリーヌという2種類の牛の香り高いミルクから作られています、
エサのハーブや雄大なストレスのない自然環境、接する人間の牛に対するリスペクト・愛情、
長い熟成期間(最低4ヶ月ヴェルニエさんは8から12ヶ月、場合によってはもっと長期)など
少しずつ違うエレメント(要素)が複雑にからまり他とは違うボーフォールになるのです、
かなりボーフォールびいきになりました、根が単純なので・・・
赤・白のワインと共にビゴの店のパリジャンも美味しい!
いいなぁ都内の方は美味しいパンやさんがあちこちにあって〜
劇場しかり、美術館しかり文化的な香りのするもの
コレに関してはほんとうらやましすぎ!
クローバーの城嶋(TOKIO)?成定。 ひたすらワインを待つ大野。
美味しくも楽しい時間。
本間さんがつくった、チーズの箱を使って手作りされたカンカン帽?パナマハット?素敵です!
『みなさんもどうぞ作ってみてください簡単ですから!』 ほんとにカンタン?
チーズについて語りだすと体温が3℃上がると言うヴェルニエさん、
途中からはジャケットを脱いで熱弁!
ニコニコの笑顔でチーズに対するあふれんばかりの愛情タップリに思いを語るその姿に魅了されました、
千のコトバよりも見ているだけでコチラもうれしくなるような笑顔のチカラがスゴイのです、
こんなおじさんになりたい(^^♪
貴重な機会をありがとうございました。
FermierのHPにJUMP!
最後の仕上げにラーメン好きな阿久津がいることだし、
ガチンコラーメン道3の勝者:中山さんのお店『ラ・メン・ストラーダ』(ラーメン道のもじり、ストラーダはイタリア語で道だから)
でラーメンを食べることに。
その店のある場所は川崎駅東口の川崎チネチッタ、
シネマコンプレックス(複合映画館)を中心にやる気のある店の集合体、イタリア様式のちいさな街です。
タワーは時間ごとに色を変えてゆき噴水が湧き上がります。
まさに小さな街、社交場であり政治の場でもあった広場を中心になりたつヨーロッパ流の空間。
こんなカンジでいたるところハイセンス。
このカンジがスキ。
イベントの時には出店も出ます。
栃木にあったらなぁ〜みんなの仕事帰りの時間が素敵になるんだろうな〜
きちんと造りこむことがタイセツ、お金はかかるけど。
街をどんどん歩いてゆくと
ついに到着!
ここがそうです。
ガチンコラーメン道スキでした、
佐野さんが好きです、あの過激な?修行ってフツーですからね、みなさん(^^♪
ガチンコファイトクラブのトレーニングもフツーです、
職人&アスリートの世界は昔からあーいう感じです、というかあれしかないんです、スキ!と根性しか!
そして最低限の根性のあるヒトが始めて、ひとかどの理想を語れるのです。
あの当時のTVを思い出すカンバン、
わざとらしいなぁ!中山さん、佐野さんのこと大好きなのに・・・
つらいね役者も!!
ラーメンは美味しかった、でも宇都宮にもここに負けない、勝っちゃうかもしれないお店が3件はあります。
ラーメンブームで確実にレベルは上がってますね。
他にも充実の飲食街&モチロン13スクリーン(?だったかな)の映画館もサイコウのチネチッタ川崎へGO!
一日楽しく過ごせますよ〜
ちなみに街自体の名前はチッタデッラです、チネチッタは映画館のほうね・・・
☆詳しいことはコチラ→LA CITTA DELLAのHPにJUMP!
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