Staff Blog

テーブルマナー その2 〜実践編〜

意外と出来ないのが椅子にきちんと座ること、浅く座って椅子が後ろに飛び出ているのは見た目も悪いですし、サービスがしづらいというかできません。サービスを受ける気持ちがないと解釈されてしまいます、ここが気配りですね、レストランのスタッフに気持ちよく、心から自分を満足させ幸せにしてもらうために頑張ってもらわないと!そうでしょう!

 

椅子を引いてもらったら椅子の左から入り(右側は大切な方のために空けておくという考えのため)テーブルに体を近づけて待つ、ふくらはぎあたりに椅子の気配を感じたらゆっくり腰を落とす、ただこれだけ!しかしごく自然にスマートに行動するのは意外と難しいものです。サービスを受けなれているというかこの辺がスタイルとして定着すると日本人も海外などで日本の人は素敵な人々と映るのですが、みなさん是非お願いします、上着を脱ぐ時などお手伝いさせていただきますが預けてハンガーにかけてもらうのがあたりまえと考えてください。

帰りに上着を着せてもらうのもその方がスムーズでみているほかの方も気持ちが良いからです、変な遠慮が一番かっこ悪いものですから:映画でも登場する時、また去る時が見せ場です素敵な大人の男や女を演じるのも社会的なマナーからすれば義務かもしれません。

そうそう、それ以前の話ですが席に御案内するとき女性を先に歩かせてあげられる男性がいいですね、だめですよずかずか先にたって歩いてちゃっかり自分がいい方の席に座っては!レディーファーストです。

よくレストランの内装には鏡が多く使われますがこんな理由もあります。
上席で女性が壁を背にして店内を良く見渡せるように座ると男性は視界が狭く女性のほうしか見えません、しかしそれでは男性がつまらない場合もあるので鏡の登場!鏡に映る風景やまわりの席の他の女性などチラチラ見れば見るほど目の前の女性は自分のことを見てくれているように感じ気分がよいのです、まさに一石二鳥!

 

もうひとつレストランの夜の必殺兵器がキャンドル、女性の肌を白く透きとおるように見せます、もちろん安らぎを与えたり、原始時代からの火と人との関係を思い起こさるような郷愁を感じたりどんなに小さい炎でも不思議な力があります、二人でひとつの炎を見つめるなんてやっぱりいい絵になりますね。

 

世の中を渡りながらみなさんいろいろな苦労があるとおもいます。しかしそんな人生の機微を知る大人こそレストランの主役なのです。

私が心から幸せを願わずにいられない愛すべき方々へ、レストランはあなたのため今日も扉を開きます、どうぞあなたの魅力を思う存分発揮して主役たるあなたが輝くようこの舞台を活用してください、楽しい人生を送るために。

 

かなりやる気が出てきた頃だと思いますがここでナプキンのお話し

ナプキンは少し難しいです。本を読むといろいろ書いてあります。

 

そこで私のおすすめは60センチ角以上のものでしたら二つ折りにするやりかたです。

一重のほうを相手のほうに向け〈折り目正しく綺麗な方を相手に〉ひざの上にのせ、口を拭くときは二重になっているナプキンの上側の内側を使うと拭いた汚れで自分の服を汚すこともありませんしスマートに見えます、あとは口にナプキンを持っていくのであり、鳥みたいに顔を突き出さないように背筋はいつもまっすぐに!意外とそんなことがおしゃれに見えるかどうかの分かれ目です。

 

広げるタイミングは招かれた場合は主の広げた後、料理や飲み物が来る前、着席するなり広げるのは止めましょう、間というものがその場の空気を決めます。ここがさりげなく空気を読むところ、特別に意識しなくても出来るのが大人です。
またレストランでは自分のハンカチを使うと、この店のナプキンは衛生的でないので使えないと言う意味になるので注意(和の世界に懐紙というものがあり和服の袖口に和紙を何枚か用意し、口元をおさえたり、茶の席での菓子を持ち帰る包み紙にしたりという習慣があるせいか、食事のときでもハンカチを持つのがマナーのような風習があるので、つい店のものを汚さずに自分のものを使うのが身だしなみとか上品などと思いがちですね、ただ欧米の女性もハンカチくらい持ち歩いていますよ。

あなたのハンカチは意外と輸入品の有名ブランドのものではないでしょうか?

注)一度席についたら中座しないほうが好ましいが、もし中座するときは椅子の上に簡単に折りたたんで載せておく。?まだ帰りませんの意味

食事を終え席を立つときは簡単にたたんでテーブルの上に!この時きちんとたたみ過ぎると料理が満足できなかったと言うメッセージになるので注意。(くしゃくしゃにたたむのとは違います、勘違いしないでください)

いろんな人がいろんなことを教えています。それを頭に入れておけば、自分と違うやり方を見て自信がゆらいだり、恥ずかしがる必要はありませんひとつに決めるのは無理があるのです。自分が納得できるものを選べばいいのです。ただ他人に指摘されたとき「自分はこう考える」というあなたの考えを示すのは礼儀であり、そのためにも必要なマナーは知るべきです。

そして基本をアレンジしあなたなりのオリジナリティーが出せれば合格です。

そして見せられる自分であるために広く世の中を知る努力は必要です、好奇心を眠らせずに!少年・少女の心をいつまでも持っていてください。

 

ナイフ・フォークについて

 

 

 

関連記事一覧