過去のDIY ~人は50万で幸せになれるか?『中古車でいこう!』あいかわらずおバカです!連休中に3日使ってしまい、DIYを楽しんじゃいました。2002.Jun~
人は50万円でどこまでカーライフを楽しめるのか?(最低5年間)
9年 16万キロお世話になったビートが
300キロごとに2リットルのオイルを要求するようになり、
いつ止まってもおかしくない状態になり、ついにお休みに入ることになりました。
次のクルマは何にしようかな~
と道を走るたびにクルマ屋サンに目が行く今日この頃!
4号線の川田町、新幹線のガード下で“若林オート”さんに、
な、なんと18万円で車検なし15年前18万キロの“三菱パジェロロング”がいました、
マニュアルシフトでしかもボンネットにターボ冷却用の
インタークーラ-のエアスクープがなくすっきりしてシンプルな外観です、
探していたリストの中の1台でもあり、塗装や機関の状態を見て即決しちゃいました、、、
ビートより年式も古く、走行も多いクルマに替えるなんて正気?
と思われそうですが、ディーゼルエンジンは50万キロの耐久性があります、
この時代ディーゼルの排気も気になりますが、いつもお世話になっている
日石三菱を初め各社が大掛かりな脱硫装置を開発し軽油の中の硫黄分が激減したので
ずいぶん変わるはずです、ヨーロッパではディーゼルが70%を越える新車のシェアを誇るのですが
やはり質の高い燃料と燃焼方法の改善などや新開発の触媒で排気ガスは
ガソリンと比べてもクリーンになっているのが理由のようです。
燃費も良く(原油を少しでもセービングできます、
環境を破壊しないだけでなく貴重な燃料を少しでも長く使うため省エネは必務です)
肝心のディーゼルの騒音やドライバビリティも改善され大人気です!
しかしそのディーゼル車を日本に持ち込むと
1年で触媒が詰まってしまう現実があり、
私達は根本的な問題のある燃料を添加剤でごまかされ優秀なものと偽られ使わされていたのだと
気が付き、愕然とする次第です。
いろいろ勉強しないと何がどうなっているかわかりませんね~。
食材もそうですがうかうかしてられません、私達も賢い消費者にならねば、、、
後日見積もりをFAXでもらったところ車検を取り、10万キロごとのタイミングベルトの交換時期が
迫っているためついでに交換してもらい重量税、税金その他で合計¥37万弱でした、
若林オートさん(028-636-7117)はメチャ安です、またご主人や奥様の人柄が素晴らしいです、
ぜひ寄って見てください。
J53を初めとするジープがメインですが、
4輪駆動車ならなんでもOKです。
これが今度の愛車です“グランダッド(おじいさん)号”
素材が手に入り、あとはこれをどう料理するか?が問題です!
このままでも充分楽しめるのですが、
つるしで乗るのは主義ではありません、何か手をかけてオリジナルにしないと
気がすまない性格です、時計でもなんでも身の回りのものは何かしら改良してあります。
塗装はもう少しこのままで、やれかけた雰囲気を楽しみたいです、
いかにも4駆のカンガルーバーとフォグランプは外しちゃました、
ちなみに威張ったカンジのクルマが苦手です。
15万キロのご奉仕で下のほうが破けていた運転席のシート及び助手席は、
ずいぶんくたびれています、
ここは変えなきゃです!
ミシンはコースター縫いでトラウマを克服した?ので
怖いけどチャレンジです、やだな!と思うことからは逃げずにチャレンジと
スタッフにいつも話しているので、自分でやらないわけにはいかないのです、
いい機会なのでやってしまいましょう。
まず、シートレールごとシートを外しサスペンションユニットも外します。
(このクルマにには悪路走破時用にシートがふわふわ動く仕組みがついています)
少しずつシートの表皮を剥がします、外したものを型取りします、
(縫い目を外せば完璧な型が取れるのですがシート製作に失敗した時シートが使えなくなるので
保険をかけもとのシートは保存、またミシンの動作が怪しいので大事を取ります
案の定ミシンが壊れ4時間修理にかかりきりでした、でも構造を覚えたのでもう壊れても
怖くありません!
縫い代を1cmとり袋縫いにしあとで裏返してかぶせます。
シートのウレタンスポンジ自体がヘタッているので1.5センチの分厚いスポンジを追加!
座面ができました。
左は背もたれの裏側です、この針金をシートのスプリングに固定し、
シートのたるみを引っ張り、パンッとシート表皮を張らせます。
右はヘッドレストです、これもスポンジを追加、カチカチだったのが
ふんわりのマクラに変身!
背もたれ裏側にネットをつけ出来あがり、今日は一脚だけ。
前席の2脚が完成!座り心地も良くなりました、
足元は茨城ひたちなかのジョイフル本田のジョイフル2にて\1800で購入
綿の足マットです、触り心地満点、色もイイ感じ。
カラダに触れる部分はメーターあたり¥9000の高級品(イタリアではアルカンタラという名前)
これを2メートル、それ以外はメーター¥1300の標準品を4メートル知り合いの家具屋サンにて
一割引で購入トータル¥2万円。
計算では前2席とドアの内張りが張りなおせるはずです。
オーディオのカバーが取れていたので、ここは早速修理!
型紙をおこし(いつもこんなことしないのですがさすがに精度を求める時は基本に忠実に、です。)
ジグソーで切り抜く、オーディオの全面は段がついているので
トリマで削り取る!そしてやすりがけ修正。
試着してOKが出たら、オイルステインで着色後クリアーを塗る。
カッコ良くなりました、チープな豪華さ?を出すためラワンの集成材を選んで正解!
ホントはこれがたまたま余っていた、、、でも結果オーライ!
助手席のダッシュボードもさみしいので木パネル装着!これは栓と言う木です。
左:オリジナル、そばで見ると結構汚れが落ちずに一体化、ビニールもよれよれ。
なかなか手ごわく1時に始めたら朝6時までかかってしまった。
ドアの内張りは今のところ右の一枚だけ、
残り3枚は少しずつ張り替えます。
¥37万に¥2万プラス木材¥2千足マット¥4千
合計¥40万で実用に足り愛着の持てるクルマを手に入れました、
あとはどこに遊びに行こうかな?
活用してあげたいですね、最近工作づいているので運搬車としても活躍です、
残りの10万円は冬のスタッドレスタイアとホイール代ですね。
ちなみに件のビートはI氏に極上の事故車?のビートを譲っていただいたので、
エンジンその他を載せ替えます、もちろん自分で!
それではまた、、、、
追伸・ビートのアルミホイールと
ほんのちょこっと使ったスタッドレスタイアが4本セットで2万円だそうです。(I氏より伝言)
連絡は佐々木まで。